レンタルキャンピングカーの選び方
「キャンピングカーをレンタルしよう!」
そう思い立ったあなたの頭に浮かんでいるキャンピングカーは、どのタイプでしょうか?
はじめてキャンピングカーに乗るなら、次のどちらかをおすすめします。
キャンピングカーのタイプ
キャブコン

キャブコン(Cab Conversion)は、トラックの運転席(キャブ)はそのままに、通常は荷台となる部分を居住スペースに改造した「家寄り」のキャンピングカーです。
天井が高く、常設ベッドやダイニングテーブル(ダイネット)、大型の収納などがあり、車の中とは感じられないほどゆったりと過ごせる空間が魅力です。
就寝も大人4〜5名、小学生くらいまでのお子さんを含めるなら6名程度まで足を伸ばして過ごせます。
ただ、ベースがトラックなので運転感覚が普通車とは異なる点や、3mにもなる高さなどサイズ的な問題があるため、運転には細心の注意が必要になってきます。
ライトキャブコン
同じキャブコンでも、一回り小さなタイプがライトキャブコンと呼ばれています。
キャブコンの車内空間の快適さと運転のしやすさを兼ね備えているので、「キャンピングカーに乗ってみたいけど運転に不安がある」という方にピッタリです。
車両サイズは約4,700×1,980mmなので、ランドクルーザーよりもコンパクトになります。
その分、車内スペースは削られるので、快適に過ごせる人数は少なくなります。
また、高さは2.7m程度あるのでこちらは注意が必要です。
バンコン

バンコン(Van Conversion)は、ハイエースなどのワンボックスの内装を架装した「車寄り」のキャンピングカーです。
外観は普通のワンボックスカーなので、運転と駐車がラクで観光地の駐車場や都市部でも走りやすい車です。
その分どうしても車内の居住スペースはコンパクトになるので、就寝できる人数や居住スペースが少なめになります。
少人数の旅行でバンライフを楽しみたい方におすすめです。
他にも軽自動車をキャンピングカーに改造したコンパクトさが魅力の軽キャン、バスを改造した大型のバスコン、牽引式のキャンピングトレーラーなどがありますが、はじめてのキャンピングカーレンタルには、キャブコンかバンコンが一般的です。
車両選びのポイント
キャブコンかバンコンどちらが理想のキャンピングカーに近いでしょうか?
とりあえずタイプが絞り込めたら、次は車両の装備をチェックしましょう。
キャンピングカーとひとくちに言っても車内外で使える装備はそれぞれ異なるので、旅のプランに合った車両を選んでいきましょう。
エアコンの有無
年々厳しさを増す日本の夏において、快適な旅を満喫するためにエアコンは欠かせない存在です。
運転席部分に装備されているエアコンは基本的に運転中しか使えないので、停車中や就寝中に使えるエアコンが必要になってきます。
最近では広い車内を冷やすために、通常の家庭用エアコンを搭載した車両も増えてきています。
この家庭用エアコンは専用のバッテリーで稼働しているため、バッテリー残量の範囲内でしか使用できません。
真夏の暑い時期にガンガンにエアコンを使っていると夜中にバッテリー切れになる場合もあるため、外部電源が取れる宿泊地(キャンプ場やRVパーク)との組み合わせが王道になります。
FFヒーター
車両の燃料を使用する暖房器具で、車内を強力に温めてくれます。
キャンピングカーの車体には断熱処理が施されているので、FFヒータを使えば冬場でも車内は半袖で過ごせるほど暖かくなります。
トイレ
あると安心ですが、使用不可となっていたり別途オプション料金が必要、後処理を自分で行う必要がある場合も多くあります。
慣れない車内でのトイレに抵抗があったり、結局はSAや道の駅で事足りたという方も多くおられるので、どうしても必要という理由がない限りは必須ではありません。
寝具の有無
ベッドは備え付けられていますが、シーツや布団など寝具が用意されていないケースがほとんどです。
寝袋や布団を運び込む必要があるので、寝具の有無で必要な荷物や準備の大変さが大きく変わってきます。
地味に重要なポイントです。
ペットの可否
キャンピングカーの魅力のひとつが、ペットと一緒の旅行です。
ただ、レンタカーではペットが許可された車両とそうでない車両があるので、事前の確認が必須です。
ペット禁止の車両に無断で乗車させた場合、高額な原状回復費用が発生するケースがあります。
また、ペットOKの車両でも、破損や汚損が発生した場合にどのようなルールがあるか事前にしっかりと確認しておきましょう。
必要な運転免許証
従来のキャブコンやバンコンは普通免許で運転できる車両が大半でした。
しかし、年式の新しい一部のキャブコン(4WDのディーゼル車など)では準中型免許が必要な車両があります。
2017年の道路交通法の改正により設けられた区分で、この改正以降に普通免許を取得した方は運転ができません。
運転資格がないと当日貸し出し不可になってしまうので、予約前にしっかりと確認しておきましょう。
ケース別おすすめ車両
家族3人(お子様1名)
バンコンorキャブコン
お子様が小さいうちはバンコンでも十分に快適な旅が楽しめます。
家族4〜5人(お子様2〜3名)
キャブコンorライトキャブコン
この人数になってくるとバンコンでは手狭になってきます。
はじめてのキャンピングカー旅行だと荷物も増えがちなので、収納力の高さも必要です。
2人旅
バンコンorキャブコンor軽キャン
機動力の高さを重視するなら軽キャンがダントツですが、車内での快適性を重視するならバンコンかキャブコンがおすすめです。
大人4人
キャブコン
大人4人が足を伸ばして寝る場合、トラックベースのキャブコンがおすすめです。
ライトキャブコンだと手狭に感じるかもしれません。
レンタルキャンピングカー選びのポイント
キャブコンかバンコンか、何人で旅行へ行くのかという部分が重要ですが、季節や旅の目的もポイントになってきます。
夏だと家庭用エアコンを搭載した車両がベストです。
旅の目的が観光地など街中であれば駐車スペースのことを考慮してコンパクトなサイズの車両が安心です。
キャンプ場など駐車場が広く道幅も余裕があるところだと、ゆったりくつろげる大きめの車両がキャンピングカーの醍醐味も味わえておすすめす。
車両のタイプ、人数、季節、目的地を考慮して、ご自身の旅のスタイルに合った一台を見つけてください。