キャンピングカーは普通免許で運転できる?!

キャンピングカーを借りようとするとき、多くの人が最初に抱く不安が「普通免許で運転できるのか?」という点です。
キャンピングカーは見た目も大きく、「大型免許が必要なのでは?」と思う方も多いでしょう。

結論からいうと、多くのキャンピングカーは普通免許で運転可能です。
ただし、最近増えているカムロードベースの4WDディーゼル仕様キャブコンなどは例外で、準中型免許が必要になる車両があります。
さらに、免許を取得した時期によっても運転できる車の範囲が変わるため、ここは非常に重要なポイントです。

普通免許で運転できる車の条件

現行(2025年現在)の道路交通法上、普通免許で運転できる車の基本条件は以下の通りです。

  • 車両総重量:3.5トン未満
  • 最大積載量:2トン未満
  • 乗車定員:10人以下

一般的なレンタルキャンピングカーの多くはこの範囲に収まっているため、普通免許でも運転できます。
軽キャン(軽自動車ベース)はもちろん、ハイエースベースのバンコンやキャブコンなどでも普通免許対応が一般的です。

しかし…

要注意!カムロード4WDディーゼル仕様は準中型が必要なことが多い

キャンピングカーの代表的なベース車の一つであるカムロード(トヨタ ダイナベース)の4WD・ディーゼル仕様車両では、車両総重量が3.5トンを超えるケースが多くなっています。

つまり、「キャンピングカー=普通免許でOK」という思い込みは危険で、車両総重量3.5tを超えるかどうかが、普通免許で運転できるかの分かれ目です。

免許の取得時期によっても条件が変わる

さらにややこしいのが、免許を取得した時期によって運転できる範囲が違うという点です。

取得時期運転できる車両総重量免許区分
2007年6月1日以前8トン未満中型(8t限定)
2007年6月2日〜2017年3月11日5トン未満準中型(5t限定)
2017年3月12日以降3.5トン未満普通免許

昔に普通免許を取得している人は、自動的に条件欄に「中型車は中型車(8t)に限る」や「準中型車は準中型(5t)に限る」といった特記があるケースがあります。
これにより、普通免許で取得していたとしても3.5tを超える車両を運転できる場合があるのです。

  • 「中型車は中型車(8t)に限る」→ 8t未満の車も運転可能
  • 「準中型車は準中型車(5t)に限る」→ 5t未満まで運転可能
  • 記載なし → 現行の普通免許 → 3.5t未満のみ

筆者も20年以上前に教習所に通い普通免許を取得しましたが、現在の免許の条件欄に「中型車は中型車(8t)に限る」の記載があるため、現在の区分で言うところの「準中型」のキャンピングカーを運転することができます。

2017年3月12日以降に免許を取得した方は、レンタルする際に特に注意が必要です。

運転時に気をつけたいポイント

たとえ免許上は運転可能であっても、キャンピングカーは普通車よりも大きく・重い車両です。
特にキャブコンは車高も高く、トラックに近い運転感覚です。

  • 駐車場や高架の高さ制限を事前確認する
  • カーブや交差点はゆっくりと曲がる
  • 車間距離を多めにとる(ブレーキの効き方が違う)
  • 坂道・高速道路ではスピードの出し過ぎに注意(80kmが安全速度)

運転に自信がない方は、軽キャンやバンコン、キャブコンの中でも小ぶりなライトキャブコンをレンタルしてみるのも良いかもしれません。

まとめ|「普通免許でOK」は車種による!カムロードは要チェック

  • 多くのキャンピングカーは普通免許で運転できる
  • ただしカムロード4WDディーゼル車は、準中型免許が必要なケースが多い
  • 免許取得時期によって運転できる重量が違う
  • 免許証の「条件等欄」で「中型車は中型車(8t)に限る」や「準中型車は準中型(5t)に限る」の記載があるか?
  • 初心者は軽キャン・バンコンからのスタートが安心

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