「返却のとき、細かく見られて追加請求されたらどうしよう」。初めてのレンタルで、返却を心配する方は少なくありません。
レンタル店への取材で分かったのは、返却時のトラブルはほとんどないということです。店が見るのは決まった数点だけで、使っていれば当然つく汚れや傷まで請求されることはありません。この記事では、返却時に店が実際にしていることと、お客さんに「こうしてくれると助かる」というポイントをまとめます。
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取材した店舗が返却時に見るのは、次の3点です。
何か異常が見つかった場合は、その場でお客さんと一緒に確認します。貸出時に立ち会いで傷を確認し、写真を撮っておく理由はここにあります。「最初からあった傷かどうか」を写真で確かめられるので、話がこじれません。
車内は旅の間の生活空間です。砂の付着や多少の汚れは、使っていれば当然つくものなので、店側で清掃します。取材した店舗も「使用していれば当然のこと」とはっきり話しています。
そのうえで、丁寧に清掃して返してくれるお客さんもいて、そうした配慮は本当にありがたいそうです。義務ではありませんが、ゴミをまとめる、目立つ汚れをさっと拭く、といった一手間は確実に喜ばれます。
車内の装備は使い続けると徐々に傷みが出ます。返却時に破損が見つかることもありますが、経年劣化による破損であれば、お客さんに修理費を請求しないことがほとんどです。請求されるのは、明らかにお客さんの過失による破損の場合だけです。
ここで店側からのお願いが1つ。異常・汚れ・破損に気づいたら、返却時に先に教えてほしいということです。隠すつもりがなくても、言い出しにくくて黙っていると、後から見つかったときに話がややこしくなります。先に伝えれば、経年劣化か過失かをその場で一緒に判断でき、お互い気持ちよく終われます。
外装の傷については、免責補償に入っていれば自己負担を抑えられます。仕組みは保険・補償をわかりやすく解説をご覧ください。
返却時刻に遅れること自体はあります。渋滞など道路状況による遅れもあれば、お客さんの見積もりが甘くて大きく遅れるケースもあります。ただ、取材した店舗は「これはトラブルとは言わない」と話しています。
大事なのは連絡です。返却が遅れると次の予約に影響する可能性があるので、遅れることが分かった時点で、早めに店舗へ連絡してください。店舗側も予約と予約の間に余裕を持たせていますが、次の貸出が迫っているときは、遅れが直接次のお客さんに響きます。
延長料金の考え方は追加費用はいくら?で説明していますが、返却時刻に間に合わせようと急いで事故を起こすのが最悪のパターンです。急がず、連絡する。これだけ覚えておいてください。
取材内容から、返却をスムーズにする行動をまとめるとこの3つになります。
最後に、取材で印象的だった話です。店が返却時に一番うれしいのは、「楽しかった」と言ってもらえること、そしてどんな旅だったか聞かせてもらえることだそうです。
キャンピングカーレンタル店の多くは、オーナー自身がキャンピングカーとキャンピングカーの旅が好きで始めた店です。スタッフも同じで、旅の話を聞くのが好きな人が集まっています。店がすすめたスポットの感想を聞けたり、逆に店が知らなかった場所を教えてもらえたり。そうした土産話が、店にとって何よりの報酬なのだとか。
返却は「検査」ではなく、旅の締めくくりです。良かった場所、困った場所を一言伝えるだけで、次に借りる人へのおすすめが増えていきます。
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この記事は、キャンピングカーマップ掲載の複数のキャンピングカーレンタル店への取材をもとに、キャンピングカーマップ編集部が作成しました。返却時の取り扱いは店舗により異なります。